top of page

研修員の声

かがやきホームの研修員の感想等を一部ご紹介します。

​かがやきホームに来て3週間後の各研修員の感想

第1期生A

採用となって、とても多くの人が関わっていてたくさん注目を受けていることです。

なので、自分たちにかかっているプレッシャーは半端ではないですが、その反面とてもたくさんの方が支援してくださったり、親身になって話を聴いてくれたりします。このような周りの方から手を差し伸べられなければ、もし出所して就職をするとなっても、すごく厳しい状況になっていて、今の自分はなかったかもしれません。

​今回このような機会に恵まれて人と人が助け合うことの大きさに改めて気づくことができました。

第1期生B

社会復帰に向け一生懸命努力していると誰かが救いの手を差し伸べてくれることを実感しました。​この機会を大切にし、今後の人生を真っ当に生きていきたいと思います。

第2期生C

新しい環境で生活するようになり、初めての林業の仕事に携わり技術や能力を身につけられるようになりました。応援していただいている人達との出逢いで私自身の考え方や行動が変わり、努力する日々を送れるようになりました。一人で更生することは難しく、多くの方々の熱い思いで今の私があることに感謝し、信頼を裏切らない努力をしていかなければならないと思いました

​。仕事や生活を安全・健全に過ごして心も体も健康的にして五條市民として人生を送っていきます。

第2期生D

落ち着いて生活できています。食事やお金の使い方も計画を立てて生活できています。手続きの関係は不安があったが(これは住民票異動や免許証更新のことのようです)終わらせることができました。ギャンブルの方も出所したらすぐに行きたいと思っていましたが、ギャンブル以外にやりたいことがたくさんあるので行かないで済んでいます。

​仕事は、一人前に動けないが怪我をすることもなく無理のないようにやれています。周りの人たちが自分のことを理解してくれ、サポートしてくれるので、これからも安心して生活していけそうです。​​

第3期生E

​​

かがやきホームは日常生活や仕事へのフォローがとても良く凄く助かっています。五條市の方々もとても気さくで、とても過ごしやすいです。かがやきホームでなければ仮出所後にこんなスムーズに生活することはできなかったと思います。この生活を手放したくないのでしっかりと生活し、2度と犯罪をすることがないよう皆様の期待を裏切らずにやっていきます。

​​​

第3期生F

​​

私がかがやきホームに採用となって感じたのは、3つあります。1つ目は、人の温かさと優しさです。出所した時ある程度の軽蔑と厳しい目て見られることを覚悟していました。

しかし、何から何まで必要なものを準備してくれていたり、軽蔑するどころか優しく話を聴いてくださりと、本当に嬉しく感じました。2つ目は、自分一人では何もできない無力さを感じました。今は本当に色んな人達に助けていただき​​、今この生活があるのは本当に色々な人の支えがあってこそだと思っています。最後の3つ目ですが、自分の考え方が大きく変わった気がします。かがやきホームへ採用となる前は、私は夢や目標というのがありませんでした。かがやきホームへ採用となって夢や目標を持てるようになってきました。

第4期生G

​​​

​出所したその日から、かがやきホーム所属として、財団や更生保護女性連盟、保護観察所、保護司の方々、私の想像では収まらない数々の人々の尽力の下、お世話になっているのかと思います。せっかくこんなに素晴らしい人々と環境に恵まれているのですから、これで更生を果たし続けることができなければ、それは間違いなく、私自身の努力不足以外にありえません。チャンスを頂けていることに感謝し、私をサポートしてくださっている人々のためにも、無論、己のためにも、きちんと人として立ち直ります。

第4期生H

​​​

​私がかがやきホームに採用されて良かったと思うのは、1つ目は仕事がすぐあるということです。今までの人生で自然と仕事をすることがなかったのでとても新鮮な気持ちでできています。2つ目はたくさん人と話して生活できるところです。毎日必ず誰かと話せる生活なので、孤独だなと感じることが全くありません。それがとても嬉しいです。何もなくても、今日は凝んなことがあってなど、気軽に伝えられるというのもこのかがやきホームに来てよかったなと思うところです。私は、将来3年後に何をしたいか、決まっているわけでもどうしていくか決まっていないので、この場所でしっかり見つけて進んでいくことが私にとっての更生だと思います。焦らす、落ち着いて確実に決めていきたいなと思います。

第5期生I

​​​

​かがやきホームに来てから、毎日が勉強の日々でしんどいこともたくさんありました。自分ひとりだけであればとっくに潰れていましたが、財団の方々や先輩、更生保護女性会といった様々な関係の方々のおかげで今も楽しく生活できています​。まだまだ自分の課題や問題は抱えていますが、不安はありません。今は心の底から、かがやきホームに来ることを選択して良かったと思いますし、期待してくれる人たちの思いに応えられる人間でありたいと思っています。

​【令和6年度 奈良県各地区更生保護女性会総会・研修会の講話を終えて】

初めて奈良県五條市に来たとき更生保護女性会の方々と買い物に行き日用品を揃えていただきました。一緒に食事しお話しをして、とても明るくて優しい方々だなと感じました。日々過ごしている内に誕生日会やお花見、文楽を観にいったり、清掃活動など様々なことを一緒に過ごすことで「家族以上に家族」だなと感動しました。自分一人だけの社会生活では厳しいものであり、​本当に更生保護女性会の皆さまと出逢えたこと深く感謝しています。これからも多くの人を更生に導き応援してほしいと思います。ありがとうございました。

かがやきホームに来て3年目になり、色々な場所で発表をしてきたけれど、今年はたくさんの場所に呼んでもらうことが出来たので、それだけ色々な人に自分たちのことを知ってもらえたのだと実感できてうれしいです。もうじきで卒業をしますが、これからも良い関係でいられたら嬉しいです。

​これまでしてもらったサポートに対しても感謝を忘れずに色々な形で返していけたらと思います。これからもよろしくお願いします。

毎回毎回発表する度に、初心を思い出します。日頃の中に上手く感謝を伝える機会がない為、とても良い機会でした。また、自分たちの為に色んな方々が関係してくださり、支援してくださり本当に日々の感謝と自立更生に向け日々精進しなければと思いました。今後の生活においてもとても良い活力になりました。本当にありがとうございました。

講演会に来ていただき、発表も聞いていただいてありがとうございました。初めての講話で緊張していましたが、更生保護女性会の方々が温かく見守ってくださったおかげで途中からリラックスして話を終えることができました。まだ、かがやきホームに入社して間もない私ですが、今回の講話の経験で改めてこれから頑張って行こうという気持ちにさせられました。日頃から支えて見守ってくださりありがとうございます。

​【コラム】更生保護女性会とかがやきホーム

 かがやきホーム設立当初、研修員が五條市内に住むという事情もあり、五條地区更生保護女性会から生活必需品、日用品及び食糧品等の多大な支援を受けました。そのほかにも、研修員の激励会や誕生会等を開催してもらうなど、様々な交流をしていただきました。このような研修員に対する支援・交流や、同会会員からの「五條市民になってくれてありがとう。このまま住み続けてほしい」などの温かみ溢れる声が、縁も所縁もない奈良県にこれから住む研修員の心の支えになりました。

 現在も、これらの支援のほか、社明運動等各種イベントや各地区更生保護女性会総会に招かれるなどにより、多くの更生保護女性会の会員の皆様との交流が深められているところです。

© 2025 by 一般財団法人かがやきホーム

bottom of page